私たちは「大峰山女人禁制」の開放をもとめます

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活動報告(2015年07月)
カルタとり会を通して「女人禁制」を考える なら男女共同参画週間イベント2015
 参加17団体からなる「なら男女共同参画週間イベント2015」が2015年7月5日、奈良県女性センターで行われ、「大峰山女人禁制」の開放を求める会(以下「求める会」)は、2013年に作成した「カルタ」(いろはうたで詠む「女人禁制」)をとる会を行った。参加者は初めての人もいて、「女人禁制」に関心の深い人が集まった。
カルタとり会は徐々に盛り上がり、カルタを読みながら、解説も行った。「ヘリからも悼む(いた)花束拒否される」では、もし現代にそういう事故が起こり、遺族が追悼の花束を捧げたいといって拒まれたら問題になるのではないかという意見が出た。「トランスも神慮が決める『大峰山』」では、「神慮」と発言した「大峰山」の関係者は、現在は「自分を男と思う人は登ってください」といっている。
 各自がとった札から1枚を選び、感じたり疑問に思うことを話し合った。「鉾の上コンチキチンは男だけ」では、娘さんが小学校のとき、「だんじりに上りたい」といったが、主催者から「女の子は巫女さんができるから」と拒否された。そのときは仕方ないと思ったが、今考えると、話をすり替えられ、おかしいと思うと。「血の穢れだれがあなたを産んだのか」では、みんながその通りと怒ったが、宮内庁では、女官は生理になると仕事を休むことになり、天皇家の穢れ意識に唖然とした。「『慣習』と誰が決めたのいつ決めた」は、「もともとはなかったはずの石と門」とも重なり、1000年を超える伝統よりも人権の視点で考えたいという意見も出た。最後の人は、偶然にも「無関心もっと知ってよ『大峰山』」を提示した。無関心がもっとも問題である。
カルタとり会が終わり、七夕にちなみ、大きな紙に書かれた笹に、それぞれの思いを書いた短冊を貼りつけることにした。参加者全員が色とりどりの短冊に次のようなことばを書いた。
足腰の元気なうちに大峰へ
憲法をこわすな
 女も男も自立した社会の重視を
情熱と言葉の力で変える明日
脱“依存”社会
平和と平等は手をたずさえてやってくる
軍事費よりもオリンピックよりも
戦き世にせぬために合わせ立つ
脱“原発 社会”
 
カルタとり会を通して、「大峰山」の「女人禁制」問題について多くの人に関心をもってもらいたいとつくづく思った。「求める会」が今後できることは、「大峰山」の関係者に聞き取りすることが決まっている。それとともに、多くの人に関心をもってもらうための活動をしていきたいと確信をもった会だった。
2015年 7月 25日 [土曜日]

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